大谷翔平のMVPは“ほぼ確定”も…名手リンドーアを推す声は根強く、米記者が異論「メッツを文字通りに背負った」
リーグ優勝決定戦で対峙する大谷とリンドーア。(C)Getty Images
東西の名門を巡る争いが注目を集めている。現地時間10月13日からメッツとドジャースのナショナル・リーグ優勝決定シリーズが開幕する。
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この一戦で焦点を当てられているのが両軍を牽引し、今季のナ・リーグでMVP候補となっているフランシスコ・リンドーア(メッツ)と大谷翔平(ドジャース)だ。
共にレギュラーシーズンでは好成績をマーク。ゆえに2人を巡る“MVP論争”が球界で巻き起こり、一部の識者やメディアは、大谷が指名打者に専念している一方で、遊撃手を守るリンドーアが「攻守で貢献している」と主張した。
もっとも、チームの勝利をどれだけ増やしたかを表す指標『WAR』は、大谷がリーグ1位の9.2、リンドーアは3位の7.0。両者の差は明確で、現時点では史上初となる「シーズン50本塁打・50盗塁」を達成した前者の受賞が有力視されている。
すでに全米野球記者協会によるMVP投票は締め切られ、プレーオフのパフォーマンスが受賞に影響はしない。それでも地元メディアは2人の直接対決に注目し、小さくない盛り上がりを見せている。
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