王座戦棄権のグッドマン、引き続き井上尚弥と対戦の可能性も?WBO、IBF指名挑戦権維持と豪報道「今後の道筋が見え始めている」
負傷によってチャンスを逃したグッドマン。井上戦への意欲は失っていないか(C)Getty Images
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)への対戦が決定していた、IBF、WBO同級1位のサム・グッドマン(豪州)は、2度にわたり練習中に瞼を負傷、試合日程の変更も行なわれた末、最終的に棄権という決断を下した。
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これにより、井上にはキム・イェジョン(韓国)が代役として挑戦すると発表され、キャリア最大とも言えるビッグマッチを目前にしたグッドマンだったが、不本意な形で「モンスター」との一戦が消滅する結果となった。
だが母国オーストラリアでは、グッドマンが今後も同階級のタイトル戦線に踏みとどまる見込みであると報じられている。スポーツメディア『FOXSportsAUS』が現地時間1月14日、公式サイト上において、IBFとWBOの両団体がグッドマンを世界タイトルの指名挑戦者として引き続き認定する意向であると伝えた。
同メディアによると、「正式に確認されれば、26歳のグッドマンはスーパーバンタム級の世界タイトル戦に再挑戦することが可能となり、5月末から6月初旬を目途に世界戦に復帰することになるだろう」として、今後のプランに言及している。
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