「最強巨人」の呼び声も…日本一奪回の鍵を握る? 春季キャンプ「S班」の存在とは
坂本は今季37歳シーズンを迎える(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
まもなく2月1日のキャンプインを各球団、迎える。野球界の正月ともいえる日を境に各球団、目指す開幕に向け調整を進めていく。
そんな中、昨年リーグ覇者、オフの大型補強も話題を呼んだ巨人の方向性も注目されている。
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ソフトバンクからは扇の要、甲斐拓也を獲得、バッテリー強化を果たすと投手陣では日米通算197勝のレジェンド右腕田中将大、また中日の絶対守護神として活躍したライデル・マルティネス、ブルペンでは元DeNA左腕の石川達也、新外国人野手としては3Aで「トリプルスリー」もマークした経験もあるトレイ・キャベッジを獲得。多彩な顔ぶれも期待を高めている。
また今春のキャンプでは2年ぶりに「S班」(スペシャル班)を復活させることも話題を集めている。ベテランや外国人選手を中心に調整を一任する「S班」は過去のキャンプでも実施したことがある。
37歳シーズンを迎える坂本勇人、同級生で新加入となった田中将大、故障明けの岡本和真、ベテラン外野手の長野久義、丸佳浩、新外国人野手のトレイ・キャベッジらが含まれると見られる。
S班のメリットとしては実績のあるベテランが自身のペースで調整を進められることで、様々なことを試せるという点もある。