佐々木朗希ドジャース1年目に指摘される「壁」 レジェンドOBからも不安視される「ポイント」とは
佐々木はルーキーイヤーから活躍できるか(C)産経新聞社
今オフ、去就が大きく注目を集めた佐々木朗希はドジャースへの入団が決まった。
「25歳ルール」のためマイナー契約となるが、多くの球団が獲得に名乗りをあげる中、最後は大谷翔平、山本由伸らのアシストもあり、最有力とされた球団に落ち着く形となった。
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昨年世界一を達成した銀河系軍団において、どんな役割を果たすのか。今から大きく注目が集まっている。
一方で、ロッテで5シーズンを務めた中で1度も規定投球回に達しないなど、発達途中にあるとされる佐々木のメジャー挑戦の行方には様々な声もあがっている。
現役時代に3冠王を3度獲得、監督としても中日をリーグ優勝、日本一に導いた落合博満氏は19日に放送された「サンデーモーニング」(TBS系列)に巨人OBの中畑清氏とともに出演。ドジャースへの移籍が決まった佐々木に言及した。
落合氏は佐々木のドジャース1年目シーズンに関して「とっても不安の残る1年目だろうと思います」と直言。
その理由としてはかねてから心配されている体力面をあげた。
日本球界時代はルーキーイヤーは1軍登板なく、体力作りに専念。1軍に定着してからも基本的には中6日の登板間隔となるなど、徹底してコンディショニング維持にロッテ首脳陣も注力した。それでも長期離脱するシーズンがあるなど、苦労した歴史があった。迎えるメジャーでは中4日や5日など、早いスパンでの登板が求められる。「中4日、5日となると相当体にダメージがくる」と落合氏も肉体面の負担を懸念。