【日本ハム】“守備職人”が集まるショート 勝負をかける2025年シーズン 開幕スタメンへカギを握るのは…
水野は昨季、遊撃ポジションで存在感を示した(C)産経新聞社
3月28日の開幕戦を見据え、ここからオープン戦で本格的にふるい落としが始まる各チーム。
2年連続最下位から昨季2位と大躍進を遂げた日本ハムは、昨年に引き続き若手を中心とした激しい開幕スタメン争いが繰り広げられている。今回はその中でショートのポジションについて見ていく。
【動画】好投の種市をついに攻略!日ハム水野達稀が2点適時三塁打を放つ
昨年、「7番・遊撃」として開幕スタメンを勝ち取ったのは、水野達稀だった。春季キャンプはファームスタートだったものの、序盤から実戦でのアピールを重ねキャンプ途中から1軍に昇格。開幕から快進撃を続け、シーズン途中には故障離脱もありながら、自身初めての出場となったCSでも躍動感あふれるプレーを見せた。ロッテと戦ったCSファーストSでは3戦全てでヒットを放ち、ファイナル進出を決めた3戦目では7回に試合を決める勝ち越しの2点適時三塁打をマークとチームを前に進める原動力となった。
昨季は105試合に出場、打率.220、7本塁打、37打点、リーグ2位の8三塁打と長打力も光った。当初、遊撃の筆頭候補には上川畑大悟の名前もあがっていたが、実力で出場機会を増やしていった
安定した守備と勝負強さが光るバッティングで、現状ショートでの開幕スタメンの有力候補といえるだろう。
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