「カネロvsクロフォードより興味深い試合」ボクシング界の“重鎮”も興奮する井上尚弥・中谷潤人戦 米メディアも太鼓判「本当に特別な何かが見られる」
井上と中谷の対戦は、日本人ならずとも注目の試合になる(C)Getty Images
トップランク社のボブ・アラムCEOが米誌『Ring』のインタビューで、実現が期待されている、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)の対戦について語った。5月24日に同メディア公式サイト上においてコメントが紹介されている。
【動画】怒涛のラッシュで圧倒! 井上尚弥のカルデナス撃破シーンをチェック
アラム氏は、今年9月に予定されている海外大物ボクサー同士による試合と比較しながら、以下の様に井上、中谷のドリームマッチについて見解を示した。
「多くの人が言っている。ナカタニこそ、イノウエを倒せるかもしれない男だと。だからこそ、これはビッグファイトなんだ。本物の、本当にリアルファイトなんだ。軽量級をしっかりと追っている人たちからすれば、カネロ(・アルバレス)vs(テレンス・)クロフォード戦よりも興味深い試合だとさえ言われている。そしてこれは、日本ボクシング史上、最大級の試合になるだろう」
井上と中谷、両者は今年3月、来年での対戦をメディアの前で誓い合ったことで、ドリームマッチへの気運は急速に高まった。今回のアラム氏のコメントは、実現に向けての大きな期待とともに、ボクシング界の重鎮としての偽らざる心情が込められていると言えるだろう。
1 2






