「投げる練習は必要がない」――ド軍投手コーチが語った佐々木朗希の“今” 怪物の育成方針に見える銀河系軍団の意志

タグ: , , , 2025/6/14

今はベンチで戦況を見つめながら、己の改善に努めている佐々木。(C)Getty Images

 無念の離脱からどう立ち直るか――。佐々木朗希(ドジャース)の再起に向けた試練は続いている。

 今季からドジャースの一員となった佐々木。東京ドームで迎えたカブスとの開幕シリーズでは最速100.5マイル(約161.7キロ)の快速球を投げ込むなど上々の船出を切った“令和の怪物”だが、徐々にパフォーマンスが低下。そして、5月13日に「右肩のインピンジメント」が判明し、15日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。

【動画】落差1mの魔球に強打者も呆然 佐々木朗希の奪三振シーン

 離脱する以前から違和感を抱えながら投球を続けていたという佐々木。厳しい現実を突きつけられてから2週間以上が経過し、今もブルペンでの投球再開には至っていない。そんな23歳の現状についてマーク・プライアー投手コーチは、米誌『Sports Illustrated』のインタビューで「痛みはないが、進歩を遂げるために十分な強度で練習できるところまではまだ至っていない」と明言。「ロウキに関して今は特に報告できることもない」としつつ、こう明かしている。

「今は彼が自信を持ってボールを投げられる状態を作らなければならないと思っている。ボールを投げたとしても、まだ軽いキャッチボール程度で、それ以外の練習はあまりしていない。必ずしも本格的に投げる練習は必要がないと考えている」

 このプライアー投手コーチの回答には、佐々木に対するドジャースの考えが明確に浮かび上がっている。というのも、タイラー・グラスノーやブレイク・スネルなど怪我人が相次ぎ、ローテーションが火の車となっている現在の先発投手陣の状態を考慮すれば、佐々木も「投げる練習が必要ではない」と言える状況ではない。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム