難敵も粉砕する場外弾…年間60HR&三冠王も射程圏と止まらないジャッジが大谷翔平を凌駕する「.520」の凄み
一振りで難敵クロシェの直球を打ち砕いたジャッジ。(C)Getty Images
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)の勢いがどうにも止まらない。
現地時間6月13日に敵地で行われたレッドソックス戦にジャッジは「3番・右翼」で先発。1点のビハインドを追っていた9回に敵左腕ギャレット・クロシェから場外へと消える特大の26号アーチを記録。メジャーリーグトップに躍り出た。
【動画】一振りで直球粉砕! ジャッジが宿敵相手に放った場外弾をチェック
この日は3打数3三振とクロシェに完璧に封じられていたジャッジ。しかし、千両役者は土壇場で観る者の度肝を抜く。フルカウントから内角低めに投げ込まれた96.6マイル(約155キロ)の4シームを振り抜くと、かち上げられた打球は、あっという間にレッドソックスの本拠地名物「グリーンモンスター」を超え、場外に消えた。
敵地が騒然となる規格外の一発でア・リーグ本塁打王争いでもトップのカル・ローリー(マリナーズ)に並んだジャッジは、打率(.390)、打点(60)でも1位に躍り出て、現時点ながら三冠王に君臨。そのほかでも出塁率.485、長打率.780、OPS1.265、ISO.390でリーグトップに立ち、驚異の7冠となった。
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