睡眠時無呼吸症候群を知っていますか?
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睡眠時無呼吸症候群はどんな病気?
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が止まることを繰り返すことにより様々な合併症を起こす病気です。
無呼吸になる原因は空気の通り道(気道)が狭くなることや呼吸を調整する脳の働きが低下することです。
頻度が高いのは気道が狭くなっているパターンで、その原因の一つに肥満があります。
睡眠中は喉の筋肉の緊張がゆるみ気道は狭くなりますが、首まわりの脂肪が多いと気道はより狭くなりやすく、無呼吸となります。
また肥満以外にも扁桃や舌が大きいこと、鼻炎・鼻中隔弯曲などの鼻の病気、あごが後退していることや小さいことなども気道が狭くなる原因になります。
睡眠時無呼吸があると睡眠中に低酸素状態となり、この状態が続くことにより様々な合併症を引き起こします。
具体的には高血圧や心筋梗塞、脳卒中などを起こす危険性が3~4倍にも増加することが知られています。
またしっかりと睡眠がとれないことにより睡眠不足となり、日中の眠気などを引き起こします。
これにより日中の作業効率の低下や事故などの原因となることも問題となります。
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睡眠時無呼吸症候群はどんな症状?
自覚症状としては日中の眠気、起床時の頭痛や倦怠感、夜によく目が覚めるなどがあります。
また周囲の人からいびきを指摘されることもあります。
無呼吸自体は睡眠中に起こっているため病気の存在に気づかないことが多いです。






