「世紀の落球」から17年…今はすっかり“持ちネタ”に 「失敗がない人生には成功もない」レジェンドOB球宴で46歳が今年も魅せた
北京五輪での落球を今では“持ちネタ”にしているG.G.佐藤氏(C)Getty Images
西武などで活躍したG.G.佐藤氏が8月4日に自身のインスタグラムを更新。同日に東京ドームで行われたプロ野球レジェンドOBの球宴「サントリードリームマッチ2025」に出場したことを報告し、1本の動画を投稿した。
【動画】北京五輪から17年…G.G.佐藤氏が再現した“落球”をチェック
映像はレフトを守るG.G.佐藤氏のもとに打球が飛び、ボールをグラブに収めつつあったところから、あえて弾き出すようにして“落球”。前のめりになって転倒、ボールを処理して、内野に返球した直後には、右ひざをついて落胆。最後は四方に頭を深々と下げる様子が収められていた。すべての所作がわざとらしく映ったが、これは“お約束”。観衆からは大歓声と拍手が起きていた。
動画のテロップには「失敗がない人生には成功もない」と記され、インスタグラムの文面には「ナイスキャッチより、ナイスチャレンジが好き」と書き込まれていた。
G.G.佐藤氏は、西武時代の2008年に北京五輪に日本代表として出場。準決勝、3位決定戦で1つの後逸、2つの落球と計3失策を犯し、激しいバッシングにさらされた。しかし、現役引退後は、この落球を“持ちネタ”に昇華させ、ドリームマッチだけでなく、球団イベントやテレビ番組などでも再現し、ファンや視聴者を沸かせている。
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