吉田正尚、シーズン最終盤では出場機会激減か DH起用も困難と現地メディア見解「多くの試合でベンチに座る」
吉田の立場は苦しくなる一方だ(C)Getty Images
レッドソックスの吉田正尚は8月後半を迎えた現在、打率が2割5分を下回り、本塁打もわずか2本と、満足な成績を残せていない。主に指名打者での出場が続いている中で、残りのレギュラーシーズンではスタメン外となる機会が多くなるとの予想も伝えられている。
米メディア『FANSIDED』が8月18日、レッドソックスの特集記事を配信。プレーオフ争いが佳境を迎える9月、現在地区2位につけるレッドソックスが主力選手中心の戦いにシフトすると見通しており、出場機会が大幅に減ることになる選手の1人に吉田の名前を挙げている。
9月に入るとアクティブ・ロースターが28人に拡大され、新たな戦力が加わることも踏まえ、同メディアは、「ボストンが興味深い決断を下す可能性がある」と主張。一部のメンバーが「ベンチに追いやられる恐れがある」と訴えている。
その上で同メディアは、吉田に対し、「7月にようやくレッドソックスのラインナップに復帰し、インパクトを残すことを期待されていた。22試合に出場したものの、wRC+は94と低迷し、WARも0という失望的な数字にとどまっている」とここまでのパフォーマンスを振り返っている。また、指名打者の役割についても苦言を呈し、「そもそも長打力に秀でた打者ではなかったが、日本で見せていた出塁能力の高さもメジャーでは発揮されず、今季はキャリアワーストの数字を残している」と指摘。






