「正真正銘のエースだ」山本由伸、最終登板で無失点&200奪三振 群を抜く安定感に賛辞止まず「2年目の集大成とも言える数字」
山本はドジャースのエースとして優勝に貢献した(C)Getty Images
レギュラーシーズンのラスト登板でも見事なピッチングを繰り広げた。
ドジャースの山本由伸が現地時間9月25日に行われたダイヤモンドバックス戦で先発し、6回を投げ無失点の好投で12勝目をマークした。チームは8-0で勝利したこの日の結果により、4年連続となる地区優勝を達成。エース右腕の渾身のパフォーマンスが、ドジャースに新たな栄誉をもたらすこととなった。
山本は前回までの4登板でいずれも1失点以下に抑えながら、白星を掴めないゲームが続いた。しかし、地区優勝マジック「1」で迎えた敵地でのゲームは、序盤から打線が得点を挙げ山本を援護。フレディ・フリーマンの2発や、大谷翔平とアンディ・パヘスにもホームランが飛び出し、ダイヤモンドバックスを圧倒した。
ドジャースが4回で8点のリードを得る中で、山本は6イニングを散発4安打、7奪三振と相手打線にチャンスを作らせず、レギュラーシーズン最後の登板でも安定感が揺らぐことは無かった。
メジャー2年目、まさにドジャース先発陣の大黒柱として自身の役割を果たした山本。米国内での評価も一段と高まっており、スポーツメディア『The Sporting News』でもドジャース地区優勝決定直後、以下の様な賛辞を綴っている。
「ドジャースには、正真正銘のエースがいる。その名はヨシノブ・ヤマモトだ。ダイヤモンドバックスとの地区優勝を決めた8-0の試合で、ヤマモトはシーズン最終登板を6回無失点で締めくくり、2025年の素晴らしいシーズンを完結させた」






