大谷翔平が辞めた宿敵への脱帽 LA実況が告白した偉才が隠せなかった“静かな怒り”「パドレス戦では相手ベンチへの敬礼をさっぱりやらなくなった」

タグ: , , , 2025/11/16

試合前には、ほぼ毎試合のように相手ベンチに軽い挨拶をしていた大谷(C)Getty Images

 またも日本の偉才が伝説を生んだ。

 現地時間11月13日、ドジャースの大谷翔平は、全米野球記者協会(BBWAA)の発表するリーグMVPを3年連続で受賞。レギュラーシーズンに達成した史上初の「55-62(55本塁打&62奪三振)」の快挙やワールドシリーズ連覇などあらゆるドラマに彩られた25年は、これ以上にない形で締めくくられた。

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 投打二刀流を再始動させた1年にあって、周囲の関係者にとって“忘れがたい光景”として記憶されている試合がある。それは6月20日に行われた本拠地でのパドレス戦だ。

 因縁渦巻くマッチアップで繰り広げられた“報復合戦”に巻き込まれた。

 同16日から始まった4連戦は両チーム合計8つの死球が飛び出す展開となり、両チームの指揮官が退場処分を命じられた第4戦では大谷も“報復”とみられる2つの死球を頂戴した。とりわけパドレス守護神のロベルト・スアレスから100マイル(約160.9キロ)の剛速球を右肩付近にぶつけられた一球は「意図的にぶつけるなんてことはあっちゃいけない」(米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者)と波紋を呼ぶものとなった。

 この遺恨を生んだ一戦から大谷の振る舞いにも“変化”が起きていた。現地時間11月14日、米スポーツ専門局『ESPN LA』に出演したロサンゼルスの放送局『Sports Net LA』の実況を務めるステファン・ネルソン氏は「ショウヘイは毎試合、第1打席の前には相手ベンチに向かって、ヘルメットを軽く上げて挨拶をする。でも、その敬礼をやめた相手がいるんだ。そうパドレスとマイク・シルトン(当時のパドレス監督)だ」と証言。自身が報復被害を受けたパドレス戦以降、同カードで敬意を示す振る舞いを見せなくなったという。

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