「157人中わずか18人」――“異例のQO受諾”にカブス地元メディアも衝撃 今永昇太の決断は「ちょっと驚きだ」
今永の残留が決まっても、カブスは投手補強を進めるようだ(C)Getty Images
今永昇太は2026年もカブスのユニフォームを着ることが決定した。現地時間11月18日、FAとなっていた今永が球団から提示されていたクオリファイング・オファー(QO)を受諾したことが報じられている。単年2202万5000ドル(約34億2000万円)の条件で来季も引き続き、カブスの一員としてプレーする。
【動画】敵打者が呆然…今永昇太の「真っすぐ」奪三振をチェック
今シーズン終了後、球団が3年総額5700万ドルの契約オプションを行使せず、今永サイドも選手オプションを破棄。FAで他球団との契約も有力視されていた今永だったが、規定額でのQOを受け入れ残留することとなった。
今回の今永の決断にはさまざまな反響が上がっている。カブスの地元、シカゴを拠点とするオンラインメディア『CHICAGO SUN-TIMES』では、「イマナガの残留は、オフシーズンのカブスが抱える投手陣の課題のいくつかに対処する助けとなる。そして契約は1年のみだが、カブスが破棄した3年のプレーヤーオプションよりも平均年俸は高い」として来季構想にも言及し、今回の条件面にも関心を向ける。
また同メディアは、今永のオフシーズンの今後について、「カブスは彼の投球フォームを最も効果的で安定した状態へ戻すことを重点に置く計画だ」と指摘。今季途中から陥った不振の克服をコーチ陣とともに目指すと説いている。






