「かなり効いてる」ピカソが父親に訴えていた悲痛な声 井上尚弥に圧倒された男が認めた“敗北”「負けた。僕のパフォーマンスが明らかに足りてなかった」

タグ: , , , , , 2025/12/31

倒れなかったが、井上の強打に深刻なダメージを負わされていたピカソ(C)Getty Images

 人生初の敗北に何を想うか。現地時間12月27日にサウジアラビア・リヤドで行なわれた世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチで、王者の井上尚弥(大橋)に敗れたアラン・ピカソ(メキシコ)が改めて自らの心境を発信した。

【動画】繰り出される戦慄のボディショット!井上尚弥の“音”に着目

 終わってみれば、下馬評通りの展開だった。試合前から井上の「圧倒的優位」の見方が強まる中で、「ナオヤも倒れることは分かっている。判定であれ、ノックアウトであれ、彼だって負けるんだ」と豪語していたピカソだが、眼前に立ちはだかった“怪物”に打たれた。

 試合後に井上が「納得のいく内容ではなかった」と振り返ったように、決定打を打たせなかったピカソはKOされることはなかった。しかし、「158発」という有効打の差が物語るように、反撃に転じる兆しは見せず。終盤は攻勢を強める相手のスピードと技術に圧倒される形となった。

 どれだけ圧倒されていたかは、試合中の陣営と本人の会話が如実に示していた。米メディア『Defector』は「ピカソがイノウエに敵わないことは明らかだった。モンスターが幾度も浴びせたボディは特に容赦なく、効果的だった」とした上で、試合中のインターバル中に「ダメだ。ボディがかなり効いてる」と弱音とも取れる言葉を漏らしたピカソに対して、父親でトレーナーのチンゴ氏の返した言葉を伝えている。

「ボクシングは痛みの伴う仕事だ。チンゴ・ピカソは、モンスターにサンドバッグのように打ちのめされた息子の額にキスをし、『いいか! お前はあいつを倒しに行くしかない』と叫んだ。そして、息子はそれを実行した。だが、彼は自滅を余儀なくされた」

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