V逸のソフトB、池田親興さんと斉藤和巳さんが期待する若手選手、引退する元同僚・寺原隼人へのメッセージも
9月24日に放送された「BS12プロ野球中継2019」東北楽天ゴールデンイーグルスVS福岡ソフトバンクホークス戦(○楽天4-2ソフトバンク)では、副音声のゲストに池田親興さん、斉藤和巳さんを招いてビジター応援放送を行った。
逆転Vを狙うパ・リーグ2位のソフトバンクは、エース千賀滉大が中4日で登板。かつての大エース斉藤さんは「中4日は大丈夫でしょう。僕は多分1回だけ中4日があったと思う。2006年の札幌ドームで、負けましたけど」と自虐するも、池田さんは「千賀は前回登板時に足にボールが当たってクイックでしか投げられなかったけど、今日は大丈夫そうに投げている」とエースの奮闘に期待。
試合は4回表にソフトバンクのデスパイネ選手がソロホームランで先制するも、6回に楽天ウィーラー選手の2ランホームランで楽天が逆転。7回には守備の乱れから楽天が2点を追加。ソフトバンクは9回表に1点を返したが、反撃及ばなかった。勝った楽天は2季ぶりにクライマックスシリーズ(CS)を決めた。
池田親興さんと斉藤和巳さんが期待する若手選手
2年連続CSでの下克上日本一を狙うソフトバンクで、斉藤さんが注目する若手は「ピッチャーは長谷川宙輝。先日一軍登録された泉圭輔投手もおもしろいかなと思う。いいボールを投げる」と語った。池田さんは「バッターは田城飛翔。育成だけどファームで3割キープしている。足も速いし、素晴らしい。あとは三森大貴、周東佑京。楽天の平石監督も周東が1番で出てきたら嫌だと言っていた。周東が塁に出ると次の塁を狙えるし、相手投手も盗塁を警戒して真っ直ぐ系が多くなる」とスピードスターの活躍に期待した。
また、今シーズンに国内FA権を取得し、去就が注目される福田秀平選手に対しては「福田はいなくなって彼の価値の高さがわかる。怪我して出ていなかった時に、こんなにも辛いかと思った」(池田)、「どこにでもハマってくれる。レギュラーの力はまだまだある」(斉藤)と称賛した。