「ちょっと異常だ」スキージャンプで浮上した“疑惑”に選手は怒り 局部への注射報道に苛立ち「不正行為があった時にだけ…」【冬季五輪】
業界全体を取り巻いた噂に不満を漏らしたフーベール(C)Getty Images
事実無根なスキャンダル報道に選手たちからは憤りにも似た声が上がった。
現地時間2月6日から本格的に始まったミラノ・コルティナ冬季五輪にあって、小さくない問題となったのは、男子のノルディックスキー・ジャンプで浮上した“疑惑”だ。英公共放送『BBC』をはじめとする複数の欧州メディアは、一部の参加選手たちが、わずかでも飛距離を稼ぐために自らの局部にヒアルロン酸を注射して肥大化させているというのだ。
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いくら勝負の世界と言えど、にわかには信じがたい。独紙『Bild』によれば、問題となっている選手たちは、陰茎にヒアルロン酸を打つことで一部を大きくし、スーツ面積を広げ、最終跳躍距離に違いを生み出しているという。
無論、判明すれば、ドーピング違反となる。そのため、FISの広報部長ブルーノ・サッシ氏は、『BBC』で「選手たちが競争上の優位性を得るためにヒアルロン酸注射を使ったという事実はおろか、証拠すら一切存在したことはない」と説明。疑惑を真っ向から否定した。
それでもスキャンダルはSNSを中心に瞬く間に広まった。そうした反響に一部の選手たちは異論を唱えている。仏紙『Le Parisien』で、同国代表のジュール・シェルヴェは「少し不条理だと思う。何らかの不正行為があった時にだけスキージャンプについて話題にするのは残念だ」と強調。さらにバレンティン・フーベールも「ちょっと異常だよ」と切り出し、自身の考えを明らかにしている。





