「マナー違反ではないか」まさかの反発! 妨害で失格処分の中国選手を母国メディアが“擁護” 激高した蘭王者を糾弾「失礼とさえ言える」【冬季五輪】
失格処分に肩を落とす廉(C)Getty Images
まさかの反発だ。
国際的な物議を醸しているのは、現地時間2月11日に行われたスピードスケート男子1000m。この第11組に登場した世界王者のユップ・ベンネマルス(オランダ)が、並走した廉子文(中国)との接触によって大幅にタイムロス。結局、全体5位で金メダルはおろか、メダル獲得にすら至らなかった。
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問題となったのは、中国の廉が見せた走り。ラスト1周のバックストレートに突入した時だった。
通常、規則ではクロッシングゾーンで二人が並んでいた場合には、アウトコースからインコースにレーンを変更する選手に先を行く優先権がある。この時に廉はインコースにいたが、強引にアウトコースへと飛び出そうとした相手と接触。入れ替わる際に足をぶつけられ、体勢を崩したベンネマルスは、そのまま5位と低迷。切り替えも満足にできない約30分後に実施された再レースでも疲労もあって精彩を欠いた。
1本目のレース後に廉を背後から軽く小突いたベンネマルス。「もう……全部が台無しだ」「泣きたいのに涙すらも出ないよ。信じられない気持ちだ」「僕のメダルが奪われたと思っている」と繰り返した男からすれば、苛立ちを抑えきれなかったのだろう。置かれた立場を考えれば、その怒りは必然であった。





