予選敗退のイタリアが前代未聞のW杯出場か トランプ側近がFIFAとの代役交渉を告白で波紋「イランを犠牲にして、チャンスを与えようとしている」
トランプ大統領(左)との良好な関係性を築いてきたFIFAのインファンティーノ会長(右)。しかし、その立場が揺らいでいる(C)Getty Images
実現すれば、前代未聞の事態となる。来る6月11日に米国、メキシコ、カナダの3か国で開幕するワールドカップ(W杯)の開幕が差し迫る中、ドナルド・トランプ米大統領の政権高官がイランに代わって、予選敗退となったイタリアを出場させるよう国際サッカー連盟(FIFA)に要請したと語った。現地時間4月22日に英紙『Financial Times』が詳報を伝えた。
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アジア最終予選を突破し、W杯出場を決めているイラン。しかし、国際情勢において米国との対立関係が続き、さらにトランプ大統領が「(イランが)ワールドカップに出場することは、彼らの生命と安全の観点から適切ではない」と指摘したことで、出場が不安視されていた。
無論、FIFAはイランの出場を明言。米放送局『CNBC』が主催する経済会議に出席したジャンニ・インファンティーノ会長は「イランは必ず来る」と断言し、「もし橋を築き、それを保ち続けようとする者がいないのであれば、われわれがその役割を果たしている」とも語った。
しかし、舞台裏では“代役”の準備も重ねられているようだ。『Financial Times』の取材に応じたトランプ大統領の政権高官を務めるパオロ・ザンポッリ氏は「私はインファンティーノ氏に対し、ワールドカップでイタリアがイランの代わりに出場するよう提案したことを認める」と告白。さらに「アメリカで開催される大会で、アズーリ(イタリア代表の愛称)を見られるのは夢のようなことだ。4度の優勝実績を持つ彼らは、出場に値する実力を十分に備えている」とも続けた。







