イチロー氏が指導者に?!学生野球資格回復制度の研修会に姿を現わし周囲は騒然!
元マリナーズのイチロー氏が13日、都内で行われた学生野球資格回復制度の研修会に姿を現わし、周囲を驚かせた。
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イチロー氏が指導者に?!
プロ野球OBを中心に、独立リーグ出身ら127人が出席した。前田智徳氏、森繁和氏、佐藤義則氏、片岡篤史氏ら実績ある大物がそろう中でも、明らかに異彩を放っていた。今年3月の東京ドームでの開幕シリーズで、現役引退を表明。その後はマリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターとして活動していたイチロー氏の姿に、プロ野球OBも動揺を隠せなかった。
プロ経験者が学生野球の指導者になるためには、この研修の受講が義務づけられている。イチロー氏は引退会見でアマチュア野球の指導者への道への意欲をのぞかせていた。かつてのプロアマ問題などで閉ざされていた両者の扉は、徐々に開きつつある。2013年にプロ経験者のアマ現場復帰への道のりが大幅に緩和され、この研修制度が誕生した。
これまでも元大リーガーでは小宮山悟氏が受講。現在では母校・早大の野球部監督を務めている。イチロー氏が母校・愛工大名電の指揮を執る日が訪れることも、夢ではない。
これまでの日米球界への功績も考慮され、イチロー氏のための特例も準備されるという。本来ならば球団に所属していないことが指導の条件だが、インストラクターとしての活動をしていない期間を届け出れば、その期間限定で特例指導が可能。またマリナーズでの肩書きを捨てて完全に退団となれば、指導の幅は大きく広がる。