オリックスが優勝するにはどうすべきか?中嶋監督の同期「ミスター・ブルーウェーブ」が提言
元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴さんと林歳彦さんがパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)。
ゲストにオリックス・ブルーウェーブで活躍した藤井康雄さんを迎えた11月6日の放送では、藤井さんと同期入団でオリックス・バファローズの中嶋聡監督、そして名将・仰木彬について語った。
藤井さんの経歴や現役時代のエピソードで盛り上がるなか、オリックスファンの田中大貴さんが「どうやったらオリックスは優勝できますか?」と悩みを相談する場面が。
藤井さんは、「監督が中嶋監督代行に代わって、若手をいっぱい使っている。この子たちが来年以降もっと力をつけて出てくればいいかなと思いますね。操縦術というか、選手の使い方は上手いと思います。あとはいいスカウティングに期待したいですね」と語り、新人発掘と育成に力を入れるべきだとした。
さらに、2011年から2017年までコーチを務めたソフトバンクを引き合いに出し、「ホークスだと、オリックスの吉田正尚クラスが試合に6人くらい出ている。当時で言ったら、柳田(悠岐)、内川(聖一)、松田(宣浩)、中村(晃)、長谷川(勇也)、今宮(健太)とか、そういう名前が出てくる。オリックスは吉田正尚、あとはT-岡田、安達(了一)がしっかり引っ張っていって、それで若い選手が出てくるっていう風になっていって欲しいですね。相手がマークする選手が吉田正尚だけだと相手は楽なんですよね。その点、ホークス打線はずっと神経を使っていかないといけないというのはしんどい」と指摘。
一方で、山本由伸や田嶋大樹などの若手投手陣にも言及。「オリックスはピッチャーがいいので、先に点をとってあげるということですね。失点は少なくて済むんだから、ピッチャーにもっと楽をさせてあげたいですよね。2点3点取られても大丈夫だよっていうゲーム展開ができれば面白いチームになると思うんですよね」と、打線の奮起に期待を寄せた。