Bリーグ・三河、今シーズン初の豊田開催で秋田と対戦し1勝1敗。連勝ストップも首位キープ
Bリーグ1部19節、スカイホール豊田で秋田ノーザンハピネッツと対戦したシーホース三河。1月30日(土)GAME1は、好調のエース・金丸が3試合連続で27得点、コリンズワースが11得点11リバウンド6アシストと4試合連続のダブルダブルと活躍。14点差をつけて勝利した。31日8日(日)GAME2は、一進一退の激しい攻防戦となった。秋田のディフェンスを前にリズムを作ることができず、75–84で悔しい敗戦となった。
―試合結果―
2021年1月30日(土)
三河 ◯ 83 ― ● 69 秋田
(三河通算成績23勝8敗)
1Q 三河 25–18 秋田
ガードナー9得点3アシストで流れを作る
スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
秋田#32カーターの連続得点で先制されるが、川村の3Pシュート、#14金丸のミドルシュート、カットインの連続得点で取り返し、序盤からアップテンポな点の取り合いに。
#54ガードナー、#1川村を中心にパスワークで秋田の激しいディフェンスを崩し、#5コリンズワース、#32シェーファーらが得点を重ねるが、秋田も#6細谷の3Pシュートで応戦。拮抗した展開が続くが、残り2分半を切ったところから#5コリンズワースのパスを受けた#14金丸、#54ガードナーが立て続けに3Pシュートを射抜いて突き放す。オフェンスリバウンドを#54ガードナーがブザーと同時にリングに押し込んで、三河 25–18 秋田で1Qを終える。
2Q 三河 47–41 秋田(三河 22–23 秋田)
激しいディフェンスをバランス良いチームオフェンスで上回る
スタートは、#3柏木、#7長野、#14金丸、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
足を使ったディフェンスで秋田のオフェンスを止め、#7長野のフリースロー、#14金丸のフェイダウェイでリードを二桁に乗せる。さらに#21ウィティングトンの3Pシュート、#14金丸のカットインで畳み掛け、9-0のランで主導権を握る。
タイムアウトを取った秋田は#21長谷川の3Pシュート、#43コールビーのバスケットカウントで反撃に転じるが、#3柏木と#21ウィティングトンの2メンゲームで崩して立て続けに得点。トランジションから#21ウィティングトン、#1川村が加点して二桁点差を保つが、終盤に秋田#24保岡の連続得点で追い上げられ、6点リードで試合を折り返す。
3Q 三河 68–54 秋田(三河 21–13 秋田)
コリンズワースとのホットラインで金丸が11得点
スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#5コリンズワースとのホットラインで#14金丸がミドルシュートを決めて幸先の良いスタートを切るが、秋田#24 保岡、#51古川に返上され4点差に迫られる。
#5コリンズワースのアタックから#14金丸が3Pシュートを沈めて流れを引き戻すと、#32シェーファーらを中心にリバウンドで上回り、そこから速い展開に持ち込み#54ガードナー、#14金丸が得点して、56-45とリードを二桁に広げる。
再び主導権を握ると、#54ガードナーを起点にオフェンスを展開。#54ガードナーのパワーアタックやキックアウトから#3柏木が3Pシュートで得点を伸ばし、14点リードで最終Qを迎える。
4Q 三河 83–69 秋田(三河 15–15 秋田)
金丸 3戦連続の27得点 14点差で快勝
スタートは、#3柏木、#5コリンズワース、#7長野、#21ウィティングトン、#32シェーファー。
#5コリンズワースが豪快なダンクで会場を沸かせる。#7長野のアタックから#21ウィティングトンが得点。#3柏木が積極的なアタックでフリースローを獲得して先手を取る。
しかしインサイドを固める秋田の前に得点が止まり、#3大浦、#32 カーターに連続で3Pシュートを浴びて9点差まで追い上げられるが、#54ガードナーがパワーでねじ込み、さらに#21ウィティングトンダンクをお膳立てしてオフェンスを牽引。アウトサイドの#3柏木、リング下の#21ウィティングトン、逆のコーナーの#14金丸とテンポよくつなぎ、#14金丸が3Pシュートを決めてダメ押し、83–69で快勝した。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
秋田さんはリーグで一番のディフェンスをするチームです。それに対して(三河は)どちらかというと、オフェンスが得意なチームなので、ディフェンスに対してしっかりアジャストできるかが勝負の試合だったと思いますが、選手は冷静にやってくれたと思います。
明日はまた違う展開になると思うので、しっかりビデオを観て気をつけるところを考えながら挑みたいと思います。
秋田ノーザンハピネッツ 前田顕蔵ヘッドコーチ 試合後コメント
チームとしては、試合を通して乗れなかった。出だしから三河さんのペースで、自分たちのディフェンスを出せなかったとゲームを通して感じています。
どうやって自分たちの色を出しながら勝負できるか。(三河は)非常に素晴らしいスコアラーがいるチームなので、そこに対して準備はしていたんですが、機能しなかったというのが結果なのかなと。明日もう一回チャレンジします。