「あれはストライク」佐々木朗希の“球審問題”に佐藤義則氏が見解!「僕が投手コーチだったら・・・」【2022上半期ヒット】
(C)CoCoKARAnext
2022年上半期にスポーツ界で起こった印象的な出来事を『CoCoKARAnext』のヒット記事で振り返るこの企画。今回は日本球界を揺るがした“球審問題”をピックアップ。佐々木朗希が不満そうなそぶりを見せた微妙な判定は、レジェンドOBの目にも誤審に映ったようだ。
記事初掲載:2022年4月29日
4月24日に行われたオリックスとロッテの一戦。この試合で、ロッテ・佐々木朗希のある1球のボール判定を受け、佐々木朗本人が不満げな表情を浮かべたことに端を発して、白井一行球審がマウンドへ詰め寄ったシーンが、依然物議を醸している。
【関連記事】審判に誰が金を払うかわかっているのか? ファンを置き去りにしている佐々木朗希「恫喝」騒動
この一件について、様々な意見が飛び交っているが、現役時代に阪急(当時)、オリックスで活躍し、引退後は楽天、ソフトバンク等で投手コーチを務めた佐藤義則氏が、自身の見解を述べるとともに、投手コーチの立場としてどのような言葉をかけるかについて語った。
佐藤氏は問題のシーンについて「あれはストライクだったと思いますけどね、僕は。あれくらいは顔に出ると思いますよ。『ええ、今のボールか』って誰でもなるんじゃないですかね」と、今回の判定について言及。2回二死一塁、カウント0―2から外角低めに安達に投じた直球を「ボール」と判定をうけた場面だ。
当事者である佐々木朗はプロ3年目の弱冠20歳。佐藤氏は、その若さが故にこの騒動が大きくなってしまったのではと話す。
「若いから、審判に上手く話を聞きに行くことができなかった感じだと思いますね。ちょっと遠慮もあったと思います。結果的に(球審は)佐々木が若いからマウンドにきたと思うんですが、あれがベテラン選手だったら行っていたかはわからないですね。(佐々木朗の立場だったら)僕でも降りて行っていたと思います(笑)。本当にストライクだったら降りて行って、その判定がコースか横幅なのか、逆にこっちから審判に質問する感じです」