SB衝撃!親会社が赤字3兆円でささやかれる「球団経営」への深刻な影響とは
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あのストロングポイントは失われてしまうのか。
ソフトバンクホークスの親会社である、ソフトバンクグループ(SBG)は2022年4~6月期連結決算(国際会計基準)を8日発表。最終損益が3兆1627億円の赤字(前年同期は7615億円の黒字)と4~6月期の赤字額としては日本企業過去最高を記録した。
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この前代未聞の赤字で早くも球団経営への影響が心配されている。ソフトバンクといえば、今や巨人を超え、無類の「金満球団」で知られる。今年5月にプロ野球選手会が発表した年俸調査結果によると、球団別の選手の平均年俸はソフトバンクが年俸7002万円で3年連続トップ、12位の日本ハム(2817万円)とは4000万円以上もの差をつけている。
そして親会社が3兆円もの巨額赤字を出していることで、早くも選手の年俸面への影響もささやかれ始めた。
ソフトバンクには野手トップの柳田(年俸6億2000万円)、同じく投手トップの千賀(年俸6億円)を含め、高額年俸の選手がずらり並ぶ。
「さすがに親会社がここまで赤字を出すと、球団もこれまでのような大判ぶるまいとはいかなくなるのではないか」(球界関係者)。選手の年俸面、また今後のFA戦略などにも影響を及ぼす可能性が指摘されている。
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