巨人・坂本 キャプテン「はく奪」も 待ち受ける「いばらの道」
巨人は11日の広島戦(マツダスタジアム)に7ー0と勝利。丸、中田、ウォーカーの一発攻勢で連敗を2で止めた。
打線の組み替えが成功した。この日は10試合ぶりに2番に坂本を起用、その坂本が3安打の猛打賞、下位につなぐ役目を果たし、7番のウォーカーが2本塁打と効果的に得点を奪った。
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原監督は「勇人(坂本)を2番に置いておくと、いろいろなことができるというかね。ウォーカーを2番に置いておくと、なかなかそこはね(やりにくい)」と意図を説明。坂本は最近打撃も低迷していたが、2番に戻って期待された働きを見せた。
一方で坂本をめぐっては「女性問題」が取りざたされている。10日に「文春オンライン」で報じられたのは、坂本が一般女性に対して中絶トラブルを起こしていたというもの。記事の中ではLINEでのやり取りを含め、女性との生々しいやり取りの音源も流出するなど、「巨人軍は紳士たれ」の球団において、噴出したトラブルにネット上からも、「ひどすぎる!」など批判の声が相次いでいる。
坂本は独身、この問題は当事者どうしですでに示談も済んでいることで、球団も事態を沈静化するのを待つ構えとなっているが、一方でスポーツ界において「潮目の変化」も指摘されている。
「最近では卓球の吉村真晴選手が不倫トラブルを同じく文春オンラインで報じられ、リーグとして厳重注意処分を行い、本人も謝罪、活動自粛に追い込まれました。以前に比べてスポーツ選手にモラルや倫理観を求める風潮は明らかに高まっており、今回の坂本選手の騒動も果たして、このまま沈静化するのか、注目されています」(出版関係者)