「批判は怖がらないでほしい」最下位脱出を目指す中日・立浪和義監督に大物OBが求めることとは!?
立浪和義監督が率いて2シーズン目となる中日は今オフ、ここまで積極的な動きが目立っている。昨年11月に発表された阿部寿樹、京田陽太のトレード放出のニュースは球界全体に大きな衝撃が走ることとなった。
昨年までの主力との交換要員として新たに涌井秀章、砂田毅樹の両投手を獲得、さらにアキーノ、アルモンテ等、外国人野手も加入するなど、ここ数年の低迷脱却へ向けチームカラーを大きく塗り替えようとしている中日。加えて、昨シーズン中もその大胆な選手起用、采配が話題となった立浪監督には、今季も様々な視線が集中することが予想される。
【関連記事】「坂本は外せない」球界OBがWBC最終メンバーを予想!侍入りが噂されるヌートバーについては「いい選手。外国人のタイミングを知っているのは大きい」
だが、ある球界OBからは、就任2年目の指揮官のチーム作りに対して、肯定的な内容のコメントも聞こえてきている。
現役時、大洋や日本ハムでプレーし、引退後はアテネオリンピック日本代表コーチも務めた高木豊氏が、1月6日に配信のYouTubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL』の中で中日の今季を展望しており、今オフの動向を振り返るとともに、チームの方向性についても見解を述べている。
高木氏はここまでの選手の入れ替えが激しいことには「今後、身になってくると思うよ」と評価しており、立浪監督には「今年、やらなかったら危ないよね」と危機感を募らせながらも、「(チームの)スタイルを変えようとしている」と指摘。現在がチームの転換期であると分析しており、その上で「監督が大胆になれるかどうかだよね」として、迷いのない采配が必要であると主張した。