ソフトバンク入り有原に千賀の代わりは厳しい!?高年俸5位ランクインに厳しい目が向けられる「理由」
(C)Getty Images
プロ野球全選手の契約更改が終了し、2023年の年俸ランキング(金額は推定)が判明した。トップはオリックス山本由伸投手の「6億5000万円」だった。上位10選手は以下の通り。
【関連記事】巨人ファンの憂鬱 ロッテ入りの元G戦士3人 全員フィーバーの可能性
1位 山本由伸6億5000万円(24歳、オリックス)
3位 村上宗隆6億円(23歳、ヤクルト)
坂本勇人6億円(34歳、巨人)
5位 有原航平5億円(30歳、ソフトバンク)
山田哲人5億円(30歳、ヤクルト)
浅村栄斗5億円(32歳、楽天)
菅野智之5億円(33歳、巨人)
9位 田中将大4億7500万円(34歳、楽天)
10位 森唯斗4億6000万円(30歳、ソフトバンク)
球界を代表するそうそうたるメンバーが並ぶなか、違和感があるとすれば「年俸5億円」で5位にランクインした有原航平だろう。メジャー挑戦を経て、日本球界には3年ぶり復帰。国内球団争奪戦の末、ソフトバンクが3年総額15億円で獲得レースを制した。メッツに移籍する千賀滉大(30)の穴埋めを期待しての高額オファーだった。
一方、有原は21年5月に右肩手術を受けるなど、故障にも苦しみ、レンジャーズ2年間で通算3勝7敗、防御率7.57と精彩を欠いた。SNSには賛否の声があがり「金額と成績が見合っていない」「肩の不安もある投手に評価が高すぎる」「7年連続2ケタ勝利の千賀の代役になるとは思えない」「イニングを稼いでくれたら御の字」とシビアなファンの意見も。
有原の年俸推移をみると、日本ハム時代は最多勝タイトルなど6年間で60勝をマーク。年俸は1億4500万円が最高だった。その後、21年にポスティング移籍でレンジャーズと2年総額620万ドル(約6億5000万円、年俸2億8000万円)で契約した。不本意だったメジャー時代よりも年俸がはね上がれば、疑問の声があがるのは当然か。