【阪神】「打球えぐすぎ!」阪神若虎の豪快な一発にファンも歓喜 岡田彰布監督も期待する「ロマン砲の名前」
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開幕一軍に着々と近づいている。5日に行われたオリックスとのオープン戦(甲子園)に「7番・左翼」で先発出場した井上広大外野手(21)が今シーズンの「甲子園1号」となる豪快なアーチをかけた。
4点を追う4回一死二塁、フルカウントからオリックスドラフト1位左腕・曽谷龍平(22=白鷗大)の149キロ直球を捉えて、左翼席へ運んだ。打った瞬間に確信できる特大のアーチをかけ、ダイヤモンドを1周。前日から声だし応援が解禁となった聖地で虎ファンを喜ばせる一発となった。
これで対外試合4発を記録。課題とする直球をしっかり捉えての本塁打と確実にステップを踏んでいる。これには岡田彰布監督も「自分の中では何かつかんだものがあるんちゃうかな」と評価。豪快な一発に「びっくりしたよ」と言いながら、顔をほころばせた。
今年でプロ4年目。2019年ドラフト2位で入団後は、右の大砲候補として期待されながら、なかなか芽が出ず、昨季1軍での出場はわずか2試合に終わっていた。
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