「何回投げても0点に抑えられる」4回無失点の大谷翔平に日本一の投手コーチが賛辞「スライダーが入ったら打たれない」【侍ジャパン】
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侍ジャパンが快勝で初陣を飾った。
8-1で中国を下したこの試合に、大谷翔平(28)は「3番・投手兼DH」で出場。4回を1安打無失点に抑え、先発の仕事をきっちりと果たした。ほぼパーフェクトといえる力投は、日本一の投手コーチの目にも頼もしく映ったようだ。
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「メジャーで投げていたのと同じ感じで、スライダーがストライクゾーンに入ったら打たれない。あの球は、中国のバッターは打てないだろうなと思いながら見ていた」
そう語るのは、現役時代に阪急で数多くのタイトルを獲得し、引退後は投手コーチとしてダルビッシュ有(36)や田中将大(33)らを育てあげた佐藤義則氏だ。
同氏は「中国の選手がバットに当てるのがようやく、というくらいのアウトが多かったからね」と大谷の投球内容の良さに触れ、「もっとストレートを投げてもよかったけど、得意にスライダーを大きく曲げたり、小さく曲げたりして、危なげなく投げていた」とスライダーのキレを評価した。
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