「ゴールの遺伝子を引き出している」日本人最多6得点の久保建英を現地メディアが絶賛!
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久保建英の好パフォーマンスが続いている。4月8日に行われたラ・リーガ第28節ヘタフェ戦で今季6ゴール目を記録し、レアル・ソシエダの2-0での勝利に貢献した。
1点リードで迎えた後半15分、左サイドで味方がボールを繋ぎ攻めあがると、久保はフリーとなりゴール前へ。相手陣内左サイドからグラウンダーのクロスが送られると、フリーとなっていた背番号14がゴールに押し込んだ。
【動画】ゴール前でドフリーに!久保建英がクロスから決めた今季6得点目の実際の映像
久保は前半にも、PKで先制点が生まれた際に起点となるクロスを供給しており、まさにチームの攻撃の核として、決定的場面で存在感を示し続けている。
そして、今季のリーグ戦6ゴール目は、2017ー2018シーズンのエイバル・乾貴士がマークした5得点を上回り、ラ・リーガでの日本人最高得点数となった。また、記念すべきこの日のゴールはそれ以外でも現地メディアで大きく報じられている。
スペインサッカーサイト『MUNDO DEPORTIVO』では、久保のスペインでのキャリアでのゴール数を振り返りながら、今季の活躍が特筆すべきものであると紹介している。
4月9日に配信されたトピックでは「タケ・クボは、シーズンを通して安定したパフォーマンスを維持しているリアリストの一人だ。そして、彼はまた、これまで隠していたゴールスコアリングの遺伝子を引き出している」として、ここまでの得点力を強調した。さらに「彼は、ここ最近でのチームの3つの白星 (エスパニョール、エルチェ、ヘタフェ) でゴールを挙げており、さらに、今季の6得点はいずれもチームが勝利した試合でマークした」と貢献度も称えている。