いよいよGT直接対決!泥沼5連敗の巨人は意地を見せられるか 見どころ「3ポイント」
智将・岡田監督がどんな策をしかけてくるかも注目を集めそうだ。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
5連敗中の巨人は11日から本拠地東京ドームに阪神を迎えて3連戦。公式戦では15年ぶりとなる岡田彰布監督率いる阪神との戦い、今季初の伝統の一戦は様々な意味で注目を集めている。ここでは試合観戦を楽しむためのキーワードをあげておこう。
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【キーマン】
現在5連敗中の巨人、連敗中は40安打を放ちながら、7得点と打線のつながりの悪さが深刻となっている。打率4割超えの主砲・岡本和真の前にいかに走者を出せるかが一つの鍵を握りそうだ。
一方の阪神も2位をキープするも、こちらも34イニング連続適時打なしと貧打にあえいでいる。中でも若き主砲の佐藤輝明は現在打率・160と不振にあえぐが、指揮官は狭い東京ドームで心機一転の一発を期待する。果たしてどうなるか。
【投手陣】
5連敗中の巨人で連敗ストッパーの期待がかかるのは、3連戦初戦となる11日の試合に先発する若きエース、戸郷翔征。WBC世界一にも貢献した右腕の投球の鍵を握るとされているのが、大会中にダルビッシュ有から教えを受けたというスライダーだ。4日のDeNA戦では持ち球のフォークが思ったように落ちないことで、スライダーを多めに取り入れ、手ごたえを得た。今や巨人では「8回の男」不在にも悩まされているとあって、いかに戸郷が球数少なく長いイニングを投げられるかも注目となりそうだ。