エンゼルス低迷なら大谷翔平の流出は不可避 米識者が断言「プレーオフ争い脱落で、間違いなく出ていく」
投打で活躍する大谷の存在感は絶大。FAとなれば間違いなく引く手あまただ(C)Getty Images
現地時間4月20日(日本時間21日)、ヤンキースタジアムで行われたヤンキース対エンゼルスのゲームは、初回から5点を挙げたヤンキースが終盤にも得点を重ね、9-3で勝利した。大谷翔平はこの日も「2番・DH」で出場、7回に四球での出塁があったものの、昨日に続いてのノーヒットに終わっている。
現在、17連戦を戦っているエンゼルスはそのうちの7戦を終え2勝5敗、通算でも9勝10敗と勝率が5割を切った。今季、シーズン後にFAとなり、その去就について様々な声が挙がっている大谷の「流出」を防ぐべくポストシーズン進出が至上命題であるチームにとって、現状が望むべきものではないことが明らかだ。
その中で、エンゼルスの成績が下降することで二刀流スターの退団が「確実」であるとの声が米国内で聞こえているようだ。
米スポーツサイト『SBNATION』では現地ジャーナリストのジェフ・パッサン氏が大谷の今後について語った見解を伝えており、プレーオフ争いから脱落した時点でトレード、またはシーズン後のFA移籍が不可避であるという内容となっている。
同サイトは、パッサン氏の言葉として「パッサンは『エンゼルスがプレーオフ進出の希望を持っている限り、ショウヘイ・オオタニはおそらく今年の期限までにトレードされることはないだろう』と言った。しかし『エンゼルスがシーズンの戦いから脱落すれば、彼はトレードされる可能性があり、間違いなく出て行くだろう』と述べている」と報じた。