「ヤンキースは誰を犠牲にするのか」来季去就が注目される大谷翔平 米メディアが”大谷加入後”のヤ軍構成に見解
今季終了後にFAとなる大谷。その去就は注目の的だ(C)Getty Images
エンゼルスは5月7日、レンジャースと対戦し、両軍合わせ計31安打の打撃戦を繰り広げ、8-16で敗れている。大谷翔平は「3番・DH」で出場し安打、四球で計4度出塁するも白星には結びつかなかった。
大谷はパフォーマンスも去ることながら、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となることが見込まれていることで、来季の契約なども含めた去就も大きな話題の一つとなっている。連日、米国メディアでは他球団への移籍の可能性を探るトピックで持ち切りだ。
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スポーツサイト『FANSIDED』では現地時間5月7日(日本時間8日)、大谷の獲得に動くことが有力視されているヤンキースについて、来季の戦力構想などを特集記事の中で論じている。
「2024年、ニューヨーク・ヤンキースがショウヘイ・オオタニと契約した場合、犠牲になる選手」
そう銘打たれている記事は、文字通り、大谷加入後、他の選手にどのような影響を及ぼすかを予想する内容だ。その中では「メジャーリーグのアナリストは、彼と契約する有力な選択肢はニューヨーク・ヤンキースだと見ており、2週間前に日本のスター選手がヤンキースタジアムを訪れた後、その噂はさらに強まった」と主張している。
その上で「球団の財政には問題ない」としながらも、大谷獲得によって多くの選手のポジション変更や契約にも関わってくるとして「まず、最初に影響を受けるのはルイス・セベリーノであろう」と予想。現在、故障により戦列を離れ、今季まだ出場の無い先発右腕について「今シーズン終了後にFAとなり、オオタニが彼の代わりに先発ローテーションに入ることになる」と見解を示した。