原監督が明かした秋広優人の凄み「由伸、阿部、松井を上回っているところがある」
3番に定着した秋広の成長は止まるところを知らない(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人の3番バッターとしてすっかり定着した高卒3年目の秋広優人。7月の月間打率こそ.268と若干の疲れを見せてはいるが、それでも現在打率は.304と堂々たる数字を残している。3番打者を開幕当初から固定できていなかった巨人にとって、秋広は今では欠かせない役割を果たす選手と言って良い。
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今後は巨人の顔として成長が期待される20歳の若武者ではあるが、指揮官は秋広という打者をどのように見ているのだろうか。現役時代に巨人で活躍して、二軍監督やスカウト部長なども務めた岡崎郁氏のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】』に出演し、原監督が秋広の凄みを語った。
原監督は「彼の特徴なんですけど、つまってヒットが打てる。つまってレフト方向とかね」「芯に当たればすごい打球が行く。一発も秘めている」という。芯を外されても外野の前に落とすことができ、芯に当たれば長打を打つことも可能。秋広は打ち取ることがかなり難しい打者であることが伺える。
技術面だけではなく、「能天気な、天真爛漫性もまた持ってる。『少しピリピリしたらどうだい?』って言いたくなるぐらい」「独特の“秋広ワールド”があります」とメンタル面も評価。プレッシャーに負けない、むしろ気にしない心構えも好成績の要因なのかもしれない。