「とんでもないファイターだ」メイウェザーが井上尚弥を称賛! フルトン撃破に「俺たちと同じ土俵で戦うべき」と要求
同胞フルトンを打ち破った井上(左)を称えたメイウェザー(右)。彼が“モンスター”に突き付けた要求とは?(C)Getty Images
「イノウエがPFPでクロフォードより上とは言えない」
規格外の強さを見せる“モンスター”に、50戦無敗を誇ったカリスマも興味津々といった様子だ。現地8月8日に米ボクシング専門メディア『Fight Hype』のYouTubeチャンネルで、元世界5階級王者のフロイド・メイウェザー(米国)が、4階級制覇をやってのけた井上尚弥(大橋)について語った。
【動画】メイウェザーも熱視線! 井上尚弥がフルトンを破った衝撃のKOシーンをチェック
去る7月25日に東京・有明アリーナで行われたボクシングの世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、井上は21戦無敗を誇った王者スティーブン・フルトン(米国)を8TKOで撃破。圧倒的な強さを見せつけ、世界的な声価を高めていた。
まさしく世界が熱視線を送ったビッグマッチで、異能ぶりを発揮した井上。当然、その名はメイウェザーの耳にも届いている。『Fight Hype』の取材を受けた46歳のレジェンドは「彼はクールボーイ・ステフ(フルトンの愛称)とやって勝利を収めた。でも、クールボーイステフはパンチがない選手だからね。良いボクサーだけど」と指摘。さらに井上についての持論を語った。
「イノウエはたしかフィリピン人の選手と2回やっているよね? ドネアだ。初戦で彼はイノウエを苦しめた。それでこれは俺の勘違いじゃなければ、ドネアはあの時にはもう40歳近かったはずだ。でも、イノウエは20代だった。その年齢差を考えれば、彼は初戦でドネアをKOすべきだったと思う」