「監督に信頼され、自信を取り戻した」南野拓実が2G1Aでモナコの勝利に貢献!現地紙は新指揮官との再会が好調の要因と指摘
南野が全得点に絡む活躍でチームを勝利に導いた(C)Getty Images
フランスリーグのASモナコは現地時間8月20日(日本時間21日)、本拠地でストラスブールと対戦し、南野拓実の今季初ゴールを含む2得点の活躍により、3対0で勝利した。
開幕節に続き、2試合連続でスタメン出場となった南野は前半20分、相手陣内で味方とのパス交換を行い、カットされかけたボールを強引にキープし、ドリブルでディフェンスをかわすと、ペナルティエリア手前からロングシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
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さらに前半36分には、左サイドからカイオ・エンリケが上げたクロスをヘディングで押し込み、この日2ゴール目を決めた。鋭い軌道のボールに対して、ディフェンスラインの裏へ一瞬で飛び出し頭で合わせた、見事なゴールだった。
また後半13分には、カウンターから南野がウィサム・ベン・イェデルへラストパスを送り、チーム3得点目をアシスト。背番号18がこの日の全得点に絡んだ。
開幕戦でもアシストを記録し、ここまで2試合で勝利に貢献、新シーズン序盤から結果を残した南野に対し、地元紙もその活躍を称えている。
フランスの日刊紙『L’Équipe』は公式サイト上において、「ミナミノ、好調なシーズン開幕」と銘打ったトピックを配信。その中で「2022年の夏にリバプールから1500万ユーロでASモナコに加入したとき、タクミ・ミナミノは、最初のシーズンをこれほど苦しむとは予想していなかった」と不振に終わった昨季を振り返っており、その上で「モナコが完璧なスタートを切った今、彼にとってもすべてが変わった」として、現在の南野のプレーを評している。