注目集める巨人の正二塁手争い 存在感高める「若武者の名前」
チームへの献身ぶりが光る門脇(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人が勝負の6連戦に臨む。今週は2位・広島(京セラ、岐阜)、3位・DeNA(横浜)との戦い。CS圏内の3位以内を目指すチームとしては一戦必勝、負けられない戦いが続く。
【動画】23日のヤクルト戦、延長11回二死一塁、一塁走者の門脇は相手のミスを見逃さず、好走塁。サヨナラのホームに飛び込んだ
チーム内では広島との対戦、8月6試合で6ホーマー、1試合で3発を放ったこともある主砲の岡本和真の打撃面のけん引や、6連戦の勢いをつけるためにも大事な火曜日の先発を務める先発、山崎伊織が自身初の10勝に到達できるかも注目を集めそうだ。
また大事なシーズン終盤の争いにおいて、存在感を高めているのはドラフト4位ルーキー、門脇誠の存在にもある。
直近の試合では体調不良で試合を外れていた吉川尚輝に代わって、二塁で先発。持ち味である堅守に加え、最近は積極走塁、状況判断の良さも光る。
23日のヤクルト戦では一塁走者として俊足を発揮、相手のミスを見逃さず的確な判断力でサヨナラのホームに飛び込んだ。翌24日の試合でも1-0で迎えた6回無死満塁の場面。三塁走者として坂本勇人が放った右中間への浅い飛球からタッチアップで貴重な追加点をもぎ取ると、これには打った坂本も思わず笑顔を見せた。
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