パドレスが「約80億円」の給与削減を実施か 大谷翔平のFA戦線に影響も「争奪戦から撤退しそうだ」
パドレスの給与削減によって、ダルビッシュ(左)と大谷(右)の共闘の可能性は消滅しそうだ(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は今オフにフリーエージェント(FA)となる。今季は投手として23試合に先発登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、打者としては打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066を記録するなど、二刀流スターは驚異的な活躍を見せた。現在はその動向に現地で注目が集まっている。
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ドジャースやヤンキース、ジャイアンツにレッドソックスなど様々な球団による大争奪戦が予想されているが、獲得候補に挙がっていたパドレスが大谷の獲得レースから撤退する可能性が出てきたと海外メディアが報じている。
地元メディア『The San Diego Union-Tribune』は記事を配信し、パドレスが2024年に選手給与を2億ドル(約298億円)程度まで削減する見込みだと伝えた。フェルナンド・タティスJr.、フアン・ソト、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツやダルビッシュ有などスター選手を多く抱えるパドレスは、およそ2億5300万ドル(約377億円)のサラリーを支払っているが、今季は借金「2」でナ・リーグ西地区3位に位置しており、プレーオフ進出への可能性はわずかに残しているものの、苦しい戦いが続いている。