侍ジャパン、来年3月に「因縁」のメキシコと対戦 日本vsメキシコ過去振り返り
侍ジャパンが3月9、10日にメキシコ代表と強化試合を行うことが、11月30日に発表された。
球場はいずれも京セラドーム大阪。試合はDH制が採用され、同点の場合は9回打ち切りとなり引き分け。WBSC公認球が使用され、ベンチ入り選手は28人以内となる。
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2006年 第一回WBC、メキシコ大金星
歴史を振り返ると、侍ジャパンとメキシコ代表の間には浅からぬ因縁が存在する。
思い出されるのは2006年の第1回WBC。2次リーグで米国代表と韓国代表に敗れ、敗退が決定的に見えていた日本代表。だが、メキシコ代表が米国代表を下す番狂わせが起き、日本、米国、メキシコの3カ国が1勝2敗で並ぶ事態に。大会規定による当該チーム間での失点率で、日本が準決勝に進出した。
米国戦でのタッチアップの判定を巡り誤審騒動が起こり、絶望的な状況下から復活した日本。準決勝で韓国、決勝でキューバを下し、初代王者へ上り詰めた。0勝2敗で迎えた2次リーグ最終戦でのメキシコの大金星が、大きくアシストする形となった。
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