「俺が、俺がになってしまう」阪神OBが短期決戦の「怖さ」を指摘!CS初戦先発は「経験や実績」重視で27歳左腕を指名
赤星氏はCS初戦の先発候補に伊藤将を挙げた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
セ・リーグのペナントレースは、9月29日にDeNAが阪神に勝利したことで今季のAクラス入りが確定となり、クライマックスシリーズ(CS)出場の3チームが決定した。
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9月14日に18年振りのリーグ優勝を決めた阪神は、7月下旬から首位の座を明け渡すことなく、貯金も30の大台に乗せるなど、後半戦は他球団を寄せ付けない強さをみせた。広島も一時は阪神に替わり首位に躍り出るなど、目覚ましい躍進を遂げたシーズンを送っている。Aクラス最後の一枠に入ったDeNAも春先からチーム状態を上げ、ペナントレース終盤で巨人を振り切り、2年連続でのCS出場を勝ち取っている。
今月14日に幕を開けるポストシーズンでは、クライマックスシリーズ・ファーストステージで広島とDeNAが激突し、阪神への挑戦権を争うこととなる。リーグ覇者の阪神は18日からのファイナルステージで、勝ち上がってきたチームを迎え撃つ。
シーズンでは大差がつき、阪神の独走となったものの、ここからは数試合の勝敗により日本シリーズ出場チームが決定となる。また、阪神にとっては、ファイナルステージがシーズン最終戦から2週間後と、試合勘なども懸念されており、「一発勝負」とも言える戦いは決して有利な要素ばかりではない。
そして、短期決戦であるCSでの戦いにおいて、大舞台の雰囲気、選手の心境の変化などについて、日本シリーズ出場経験を持つ球団OBによる経験談も語られている。