「俺が、俺がになってしまう」阪神OBが短期決戦の「怖さ」を指摘!CS初戦先発は「経験や実績」重視で27歳左腕を指名

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 阪神で9シーズンの現役生活を送り、2003年、2005年と2度のリーグ制覇に貢献した赤星憲広氏がYouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ』の中で、CSでの阪神の先発投手などを予想しており、さらに短期決戦を戦った際の自身のプレーなどについて語った。

 自身も日本シリーズやクライマックスシリーズ出場経験を持つ赤星氏は、短期決戦での選手としての心理を「『俺が、俺が』という感じになってしまう。例えば僕だったら、『出塁しなきゃ』と思ってしまうんです。いつもはそんなことは思わないのに」と振り返っており、「空気感が全然違う。しかも(今回は)1位だから、負けられない立場になる」と話している。

 さらに「アドバンテージのことを考えると阪神は確かに有利。しかし、短期決戦はメンタル面など、技術では補えない部分が大きくなる」として、CSでの戦いを見通しながら「(昨年までも)CSの経験はあるけど、1位として戦うのはこれが初めて。勝ち上がってきたチームとやるという、怖さはありますね」とリーグ覇者として迎える戦いの難しさを説いていた。

 また、先発投手予想の話題では「大竹、村上、伊藤将、才木、(先発は)この4人だと思う」と今季の主戦投手4名を挙げ、さらに「広島、DeNA、どちらが上がってきても、伊藤将が(初戦の先発が)いいかなと思う」と述べている。「(伊藤将は)あまりプレッシャーを感じることなく、いつも飄々と投げている。4人の中で一番、経験や実績もある」と理由を示した。

 シーズンとは異なるシチュエーションの中、受けて立つ側としての重圧にどれだけ耐えられるか。ペナント奪還を果たした阪神にとって、CSというもう一つのヤマ場を乗り越えることは、やはり簡単ではなさそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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