阪神ドラ1下村海翔、球界OBは「10勝してもおかしくない」と高評価!カットボールを絶賛「右打者は逆方向に打つのは難しい」
阪神にドラフト1位指名された下村に、ラミレス氏が太鼓判を押した(C)NorifumiNISHIO
18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に輝いた阪神。今シーズン、無類の強さを見せた要因として投手力が挙げられる。チーム防御率2.66、424失点は12球団の中で最も優れた数字。最優秀防御率を獲得した村上頌樹は現在25歳であり、今後も阪神のエースとして活躍するだろう。セーブ王の岩崎優も32歳と脂が乗り切っている。
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来シーズンも自慢の投手力が健在と思われる阪神ではあるが、ドラフト1位で大学野球界屈指の好投手・下村海翔を指名。即戦力右腕として呼び声の高い下村が加わり、ますます投手陣の盤石さは揺るがないものになりそうだ。
ただ、ドラフト1位であっても、必ずしも活躍するとは限らない。下村は果たして期待通りの結果を残せるのだろうか。現役時代にヤクルトや巨人などで活躍したアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。下村のポテンシャルについて触れた。
下村は150キロを超える速球に加えて、カットボールにも定評のある右の本格派。ラミレス氏は「彼はカットが良い」「10勝してもおかしくないくらいの能力のあるピッチャー」と絶賛し、続けて「右打者はあれだけのカットを投げられると逆方向に打つのは難しい」とカットボールのクオリティの高さを繰り返し評価した。