「オールMLBのポテンシャルを持つ眠れる実力者」に今永昇太とイ・ジョンフが選出!左腕を「非常に優秀な投手になる可能性」と高評価
イ・ジョンフはジャイアンツへの加入が決まった。今永は果たして新天地にどの球団を選ぶのか(C)Getty Images
12月16日(日本時間17日)、MLBは「オールMLBチーム」を発表し、今オフにフリーエージェント(FA)でエンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平が、先発投手と指名打者(DH)の両部門でファーストチームに選出された。投打でファーストチーム入りは史上初の快挙だ。
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二刀流スターがまたしても快挙を成し遂げたが、現地メディアは早くも来季の「オールMLBチーム」を予想し、日本からメジャーに挑戦する左腕を取り上げた。現地17日(日本時間18日)、MLB公式サイトのマニー・ランダワ記者は「オールMLBの実力を持つ眠れる実力者10人」のタイトルで記事を配信。DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す今永昇太が選出された。
今永について「イマナガはメジャーリーグでの活躍がまだないため、ワイルドカードのような存在だ。しかし、この30歳の日本人左腕は2024年に非常に優れた投手になる可能性をたくさん持っている」と高評価した。
同記者は「2023年のWBCではアメリカチームとの決勝戦に先発し、対戦相手に感銘を与えた。イマナガと対戦した打者の何人かは、右打者を圧倒する姿に(ブレーブスの)マックス・フリードを彷彿させると言った。特にポール・ゴールドシュミットにはスプリットで空振り三振に仕留めた」と、今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で左腕が披露した活躍に注目。
「NPBでの8シーズンで防御率3.18を記録したイマナガが、来シーズンさらに大きなスケールで同じことを証明すれば、今オフに彼と契約するチームにとって大きな投資となる可能性がある。彼を2024年にオールMLBの候補として除外するべきではない」と来季の活躍に期待した。