ドジャース山本由伸 SNSで〝謝罪〟など筋の通し方に「バファローズを想ってくれている」「本当にいい男」と改めて称賛の声
ドジャース入りを決めた山本。来季のプレーが楽しみだ(C)Getty Images
オリックスは12月28日、ドジャース移籍が決まった山本由伸投手の記者会見を30日に大阪市内のホテルで行うことを発表した。
山本はこの日、ドジャースタジアムで入団会見を行い、背番号「18」のユニホーム姿を披露、英語でスピーチを行い、ワールドシリーズ制覇にも意気込みを示した。球団と結んだ12年総額3億2500万ドル(約465億円)の大型契約は投手としてのメジャー史上最高額で、期間も投手では最長になった。
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また多くの球団からラブコールを受ける中、ドジャースを選択した理由には「自分の中で本当に勝ちたい、勝ち続けたい、というのに優先順位を置いていた。そこに1番近いのはドジャースじゃないかと思い、決断しました」と理由を明かした。
岡山県出身の山本は宮崎・都城高卒業後の16年ドラフト4位でオリックスに入団。下位指名ながら17年8月に一軍デビューを果たすと19年から先発ローテーションに定着。特に21年からは18勝、15勝、16勝をマーク。3年連続、勝利、防御率、勝率、奪三振の投手4冠と史上初の快挙を成し遂げた。
練習時に行うやり投げを含め、自身のプレースタイルに合うものを徹底的に摸索、今季も新たな投球ファームにトライするなど貪欲な姿勢で勝ち星を積み重ねてきた。
決しておごらず、常に謙虚な姿勢で野球に向き合ってきたからこそ、夢のメジャーの舞台にたどりついたといえる。