女子高校生レーサーJujuが日本人女性初のスーパーフォーミュラ参戦!ホンダとの関係も注目に
Jujuの参戦を発表したチームのティーザーイメージ(TGMグランプリの公式Xから)
女子高校生レーサーの野田樹潤が日本人女性選手で初めて国内トップフォーミュラに参戦することが決まった。マネジメントを手掛けるNODAレーシングコンサルタンツから1月9日にスーパーフォーミュラにホンダ系チームのTGMグランプリから参戦することが発表された。愛称のJujuで選手登録される見通しで、男性ドライバーを相手にどこまで渡り合えるかが注目される。
「大きなステップを踏む事になり、楽しみと不安が入り交じっているというのが今の気持ちです。経験値では遥かに及ばない先輩方と同じレースを走る事ができて夢のようですし、沢山の事を学ばせて頂ければと思いますし、失敗を恐れずに楽しみたいです」などとコメント。
日本のトップフォーミュラは1973年に全日本F2000として始まり、その後は全日本F2、全日本F3000、フォーミュラ・ニッポン、スーパーフォーミュラと名称が変更。その間に参戦した女性選手はいずれも外国人で、1980年のディビナ・ガリカ、1997年のサーラ・カバナ、2020~2021年に参戦したタチアナ・カルデロンがいる。
また、史上最年少での参戦となる。3月10日に鈴鹿サーキットで迎える開幕戦決勝を18歳37日で迎えることになり、全日本F2時代に1979年にスポット参戦したマイク・サックウェルの18歳177日の記録を塗り替えることになる。