東都ドライチ7人衆でキャンプ1軍スタートは2人だけ 草加勝はキャンプ前にトミー・ジョン手術へ
西舘(左)と武内(右)のふたりは1軍スタートを切る(C)NorifumiNISHIO
中日のドラフト1位右腕・草加勝が右肘の内側側副靱帯再建術を受けることが決まった。通称トミー・ジョン手術と呼ばれ、全治には1年以上を要する。亜大から即戦力先発投手として期待を受けて入団したが、ルーキーイヤーは一度もマウンドに立つことなく終えることが、春季キャンプ前に決定した。
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昨秋のドラフト会議は、7人もの東都大学野球所属投手が1位指名され、大きな話題を呼んだ。その7人衆の一角が、早くも離脱。大卒ドラフト1位指名ということで、誰もが即戦力の期待を背負ってプロの世界に飛び込んだのだが、草加に限らず、ここまでは苦戦が続いている印象だ。
そもそもキャンプ1軍スタートの投手が少ない。中大から巨人に進んだ西舘勇陽、国学院大から西武に進んだ武内夏暉の2人だけ。草加と、青学大から阪神に進んだ下村海翔、広島に進んだ常広羽也斗、専大からヤクルト入団の西舘昂汰、東洋大から日本ハムの細野晴希の5人は、キャンプ2軍スタートとなった。
うち、常広は学業を優先させる格好で2軍スタートが決まった。卒業に必要な単位取得のための試験で新人合同自主トレでの調整が遅れており、合流は急がせない方針だ。
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