「どうかしている」4階級も下の井上尚弥に対戦要求! 元ライト級暫定王者に英メディアは異論「井上と戦うに値しない」
井上との対戦願望を口にしたガルシア。しかし、25歳の若武者が放った言葉には反発意見が相次いでいる。(C)Getty Images
ボクシングのライト級を主戦場とする元王者の発言が波紋を広げている。
注目を集めているのは、プロボクシング元世界WBCライト級暫定王者であるライアン・ガルシア(アメリカ)が現地時間1月30日に行ったインスタグラムのライブ配信中に放った言葉だ。
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現在25歳で、25戦24勝(20KO)と堂々たるキャリアを歩んでいるガルシアは、「イノウエは多くの階級の世界王者になると信じている」と、2階級での4団体統一を果たした井上尚弥(大橋)にクローズアップ。あらゆる媒体のPFP(パウンド・フォー・パウンド)でもトップに選ばれる日本の怪物との対戦願望を明らかにした。
「いつか僕たちが、140(スーパーライト級)で戦ったらどうなるんだろうと夢に見る時があるんだ。未来の話だけどね。日本でやるとしたら、間違いなくとてつもないビッグマッチになる。そして、史上最大のPPVの一つになるだろうね。僕が言ったことを覚えておくといいよ」
もっとも、両雄の階級差は4。さしもの井上でもスーパーライト級に上げるのは「非現実的」。以前から“モンスター”に対して「イノウエほどの才能の持ち主は滅多にいない。全盛期のマニー・パッキャオと言っても過言ではない」と敬意を表していたガルシアだが、今回の発言はいささか無理がある。