キャンプインまで残り10日 いまだ去就決まらず 注目される「大物助っ人」の名前
ウォーカーはソフトバンクでは結果を残せなかった（C）産経新聞社
2月1日のキャンプインまで日が迫ってきた。
各球団の補強陣容も固まりつつある中で、いまだ去就が決まらない選手にソフトバンクを戦力外となったアダム・ウォーカーもいる。同選手が輝きを放ったのは、2022年シーズンだった。
【動画】ウォーカーが大暴れ！第3打席に特大のホームランを打った場面
同年に米独立リーグから巨人に入団を果たすと124試合に出場、打率.271、23本塁打と長打力で一躍ブレイク。「ズッキュン砲」とも呼ばれる、ホームランを放った際のポーズも有名となった。
ただ弱点となったのは守備難だった。外野守備ではたびたび、不規則なスローイングで不安を露呈。担当の亀井善行コーチの下で熱心に守備練習にも取り組み、だいぶ改善されたが、課題克服には至らなかった。
その後、23年オフに高橋礼、泉圭輔との交換トレードでソフトバンクへ移籍した。右の大砲候補として期待され、2024年シーズンは巨人と対戦したオープン戦でも本塁打を放つなど、開幕から定位置を狙ったが、20試合に出場し、打率.169、1本塁打、3打点と結果を残せず。同じタイミングで西武からFA移籍を果たした山川穂高の爆発力の前にかすむことになった。
オフには自身のプロポーズを報告するなど、明るい話題もあっただけに、もうひと花咲かせたいところ。吉報は届くか。
1 2
