「ボランティアズ・オブ・アメリカ・クラシック」畑岡、上原ら日本勢に大会直前インタビュー

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 2013年に始まり、今回で8回目を迎える今大会。2017年までは2段階の予選カットが行われる「シュートアウト方式」を採用していたが、2018年からは通常大会と同様、第2日終了時点での予選カットは1回のみに変更された。コースは2010年の開設でトリップ・デイビスとジャスティン・レナードが設計。アメリカ初期の名コースとスコットランドのリンクスが強く意識されたレイアウトとなっている。

シーズンも終盤戦となり、タイトル争いが過熱する中、日本勢は畑岡奈紗と上原彩子が出場。畑岡にとって翌週のメジャー、全米女子オープンに向け、真価が試される。

本番を翌日に控えた畑岡、上原の両選手に独占インタビューを行った。

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畑岡奈紗

Getty Images


Q.1週間のオフの後はどのように過ごしましたか?
「ショートゲームの練習を中心に、あとはトレーニングをしていました」

Q.ペリカンのあとはショートゲームとショットを調整したいと話していましたが、どのようなことを調整しましたか?
「スイング的な話になってしまいますが、右ヒジとクラブとの距離感が変わっていて、それで厚く入っちゃったりしていました。なので、クラブとの関係性が変わらないように、そこに一番気を配って調整しました。ですけど、テキサスもやっぱり芝が難しくて、グリーン周りもちょっと湿ったりしていて、練習のときからディポットのマークが結構多いので難しくなるかなと思います」

Q.初めてのコースだと思うのですが、結構サイドウィンとかも影響してきそうな感じですが、コース全体の印象はいかがですか?
「全体の印象は、ツアーを回っている中で一番グリーンが細長くて狭い印象ですね」

Q.特にキーポイントになりそうというホールは?
「まだバックナインしか回っていないんですけどパー3が多くて、3、5、7とパー3だったりするので、そこでスコアを落とさないように。パー3が170ヤードとかあって、あれだけ小さいグリーンだと、やっぱりグリーン周りのアプローチとかも残ってくると思うので、そこら辺ですかね」

Q.来週の全米女子オープンもテキサスということで、すごく良い準備になるんじゃないかと思うのですが、その辺りはどう感じていますか?
「そうですね。それを狙って今週は出ていて、この芝にも慣れたりとか、調整で出ようと思っていました。この寒さにも慣れて、来週に向けて上手く調子を上げていければなと思います」

Q.去年は10月に開催して優勝スコアは18アンダーでしたが、今年はどのくらいだと想像しますか?
「18まではいかないんじゃないかなと。寒さとかで去年よりも距離がどうしても残るので、もしかしたらティが前に出るかなというところもありますが、自分のイメージでは18アンダー出せるイメージはないです(笑)」

Q.やっぱり寒さが飛距離にも影響しますか?
「そうですね。あとは、風が強くて、いつもはパー4とかで長くても8番、7番アイアンくらいまでですが、昨日一昨日の練習ラウンドでは、ハイブリッドとか5番アイアンとかで打つのが多かったです。それでセカンドを打ってあれだけ狭いグリーンとなると難しいのかなと思います」

Q.残り3試合となりますが、今週どのような感じでやっていきたいですか?
「ペリカンで思うようにいかなくて、ちょっとイメージがあんまり良く無いですけど、残り3試合なので1つでも勝てるように頑張りたいです」

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