日本のエース・畑岡奈紗のシーズン初戦!「ゲインブリッジLPGAボカ・リオ」開幕直前の日本勢に大会直前インタビュー
2020年に「ゲインブリッジLPGAボカ・リオ」として新設された大会が、大会名を「ゲインブリッジLPGA」に変更。舞台もボカ・リオGCから、同じ米・フロリダに位置する名匠トム・ファジオ設計の会場に場所を移す。過去に第1回ソルハイム・カップ(1990年)が開催されたコースだが、LPGAツアーの大会が開催されるのは初めて。
5シーズン目を迎える日本のエース畑岡奈紗が始動!今季初戦のプレーにも注目が集まる。また、LPGA通算72勝を誇るレジェンド、アニカ・ソレンスタムが13年ぶりにツアー復帰することも話題となっている。
日本勢からは畑岡、野村敏京が出場。シーズン初戦を迎える二人に独占インタビューを行った。
畑岡奈紗
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Q.いよいよ2021年シーズンが始まりますが、どんなお気持ちですか?
「やっぱり結構、時間が空いてシーズンの最初の試合というのは緊張しますが、頑張りたいです」
Q.1カ月ちょっとのオフはどういう風に過ごしていましたか?
「最初は2週間の隔離もあったりしたので日本に戻ってゆっくりして、その後はいろいろパッティングの検索とか、なかなかシーズン中にはできないようなことをしてきました」
Q.技術面で特に取り組んだ部分などはありますか?
「スイングは特にどこを変えるっていうこともなく、トレーニングなどを継続していた感じです」
Q.去年はトレーニングで上半身を鍛えて距離のアップということをおっしゃっていましたが、今年はどのようなことを取り組みましたか? ?
「上半身も下半身もバランスよく、スイングになるべく影響が出ないように上半身などもやるようにしていました」
Q.去年と今年でクラブのセッティングなど、何か変えたところはありますか?
「新しいクラブももちろんテストはしていたんですけど、まだちょっと不安要素というか、自分のものにできているという感じがないので、今までのエースに戻してっていう感じですね」
Q.今年スケジュール通りにいけば、かなり忙しいスケジュールになると思うんですが、ぱっと見た感じのこの1年はどうでしょうか?
「アジアシリーズもできればいいなと思いますけど、その後も試合がいっぱいあるというのは幸せなことなので、一個でも多く試合に出れるようにしたいなと思います」
Q.今週はホームコースで何回も回られていると思うんですけれども、どうですか?
「やっぱり試合となると、雰囲気とか難しさっていうのも出てくるのかな、っていうふうに思います。普段は何気なく回っていますけど、より風の読みとか普段よりしっかりやっていかなきゃいけないなと思ってます」
Q.どのあたりがキーポイントになるコースですか?
「パー3の距離がすごくあって、短くても多分6番アイアンとかになるところと、パー5もなかなか届かないところがあるので長いクラブを持ったときに狭いグリーンに対してどれだけ自信を持って打っていけるかなっていうところだと思います」
Q.CMEの時は結構フェードが来ていると言っていましたが、今の調子はどうですか?
「調子はそうですね……よくなくて。ボールが両方に散らばっている感じなんですけど、クラブの入ってくる位置がちょっとバラついてるのかな、って思っています。」
Q.グリーン周りのアプローチとかパッドの感覚はいかがですか?
「グリーン周りは今1番悩んでます。去年からずっとなんですけど。何とかそこをうまく攻略できればなって言う感じです」
Q.初戦と言うことでいろいろ考えながらのプレーとなると思うのですが、どんなところを心がけて今週プレーしたいですか?
「コースが難しいので、なかなかビッグスコアも出しにくいかなと思っています。なので、あんまり無理して攻めて行かないで、しっかりパーを重ねていって取れるところで取っていきたいなと思います」
Q.今年で5年目になりますが、今週と今年の目標お願いします。
「まず今週はしっかり予選を通過することを目指して頑張りたいなと思うのと、今年1年は去年勝つことができなかったので、最低でも1勝できるように頑張りたいです」